東日本大震災において犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし

被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

一日も早い復興を願ってやみません。

また、わたくしたちも被災された皆さまのお役に立つことが少しでもできるよう、

今後も努力を続けてまいりたいと思っています。

                                                       NO!放射能「江東こども守る会」一同

 

 

  

放射線被ばくから子どもたちを守るために

                                                         (月刊「保育情報」2011年9月号より 巻頭随想)

 

活動の始まりは「東京にもホットスポットがある」という言葉を度々耳にするようになり「我が子が生活する環境は放射能に汚染されているのだろうか」と疑問を持ったことからでした。当時、新宿の高さ18m地点に設置されているモニタリングポストの数値のみが東京都の放射線量として公式に発表されていましたが、各地域それぞれ環境条件が違うので「区市町村は独自に放射線量のモニタリングを行うべきだ」と思っていました。しかし「放射能汚染なんて福島のこと」というような認識を持った人が多く、自治体が調査に乗り出すのも時間がかかると思い、「それならばまずは自分でするしかない」と独自調査に踏み切る決心をしたのです。

 

同じような気持ちを持つ親が集まって、「NO!放射能 江東こども守る会」を5月に立ち上げ、放射線計測学・放射線物理学を専門とする神戸大学教授に放射線量測定と土壌分析を依頼し、私たちも放射性物質の特性や計測方法などを学びながら調査に同行しました。さらにデータに信憑性を持たせるために、フランス政府認証の調査機関にも分析を依頼しました。その結果「東京も確実に放射能に汚染されている」ことが判明しました。それまで、新宿の数値と同じ数値であって欲しいという思いが少なからずあったので、現実に直面し衝撃を受けました。しかし、調査によって放射線防護の術も得ることができました。

 

その後も区や東京都への申し入れなどを契機に活動を広げ、都内各地で同じように立ち上げた会を一つにしてさらに大きな力とするために、「NO!放射能 東京連合こども守る会」を発足(現在加盟36団体)させ、食品による内部被ばくの問題や、汚泥・一般ゴミなどの焼却施設からの二次被害問題を中心に、取り組んでいます。

 

いま、子どもたちの将来に負の遺産を残さないためのエネルギー政策が様々な価値観で議論されていますが、最大限の力で、放射能から子どもたちを守ることだけは、全ての大人が同じ方向に向かうべきと考えています。医師や学者の間では、長期間低線量被ばくをし続けることはリスクがあるとの意見の一致が得られつつあります。被ばく量に「しきい値」がないことから、原発事故前の環境に戻すことこそが、子どもたちの真の健康や安全を担保するものであり、また子を持つ親たちが納得し安心できる唯一の条件だと活動を通じて気付きました。そして東京の子どもたちだけではなく、200キロ離れた福島の子どもたちも、さらには全国の子どもたちも、子どもは一律に守られなければならない。そのブレない思いを持って、今後も活動を続けていきたいと思います。           

 

                                                        

NO!放射能「江東こども守る会」 NO!放射能「東京連合こども守る会」

                                                     代表 石川 あや子

   

NO!放射能「江東・東京連合こども守る会」チラシはこちらからダウンロードできます
江東・東京連合こども守る会チラシ.pdf
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NO!放射能「江東こども守る会」 発足からこれまで
2011年  
5月上旬 3/25に江東区新砂にある「東部スラッジプラント」の汚泥焼却灰から170000Bq/kgの高濃度放射性物質を検出したと報道。
5月15日 朝日新聞に区内の香取神社から3201Bq/kgの高濃度セシウムが検出されたと報道。
19日 NO!放射能「江東こども守る会」を発足させる。

  21日

  22日

神戸大学大学院山内知也教授に依頼し、放射線量調査を独自で行う。

25日

追加の放射線量測定を行い土壌を採取、分析のため山内教授と仏政府認証機関ACROへ提出。

 6月7日

独自調査の結果を踏まえ、東京都知事と江東区長宛てに「緊急要望書」を提出。

7日

東京都庁記者クラブにおいて、記者会見を行う。

 8日

フジTV「とくダネ!」の放送で、汚泥処理施設による原発事故二次災害の可能性を初めて報道される。

 12日

NO!放射能「東京連合こども守る会」を発足させる。

 17日

江東区長と面談。

 24日

東京都議会を傍聴、東京都は汚泥処理施設の精密調査を断固拒否。

7月2日

合同放射線量測定会を実施。

16日

放射能汚染除染会「東京クリーンプロジェクト」を実施。

                                   以下、更新準備中

 

■NO!放射能「東京連合こども守る会」が発足しました

NO!放射能「江東こども守る会」代表・石川が声をかけ 6月12日に、NO!放射能「東京連合こども守る会」が正式発足いたしました。 まだ参加表明がお済みでない市区のご参加をお待ちしております。→各会へのリンクはこちら

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