▲区の検査により複数の保育園の園児が飲んでいた牛乳からセシウムを検出▲

 江東区が1月11日に行った食品の放射性物質測定検査により、神愛保育園ならびにともしび保育園で園児たちが飲んでいた牛乳からセシウム137が5.2Bq/kg検出されました。「定量下限値を核種ごと20Bq/kgで検査を実施、各核種20Bq/kg以上は絶対に無い、というところまでは明確になったが、検査を進める(1000秒測定・限界値2Bq/kg)につれて、5.2Bq/kgくらいはあるだろう。」との結果に至ったそうです。

 

暫定規制値内の数値ということで、区から、各園・学校などに向けて使用・不使用の指示は出さず、判断は責任者(園長・学校長)に委ねているそうです。神愛保育園・ともしび保育園では現在は別の牛乳に変更されたことを確認しております。区では同メーカー同銘柄の別の賞味期限の牛乳を再検査中です。

 

 区側ではごく微量なため心配のない値であると保護者側には公表していますが、以前のブログでも掲載したとおり、

 

1)放射能による安全判断においては「しきい値」がないこと

2)他の産地の牛乳を探す等の努力ができたにも関わらず、それを怠り、

  空間線量自体が高い地域の牛乳を事故後10カ月以上も使用していたこと

3)牛乳のみならず他の給食食材にもこのような汚染された食材が混在している可能性が

  考えられること(今の検査体制で全品検査は不可能)

 

などをかんがみると、このような区の対応には疑問をもたざるを得ません。

 

 またICRP(国際放射線防護委員会)では、1000ベクレルのセシウム137を一度に摂取した場合、および1ベクレルおよび10ベクレルのセシウム137をそれぞれ1000日間毎日摂取した場合の全身放射能(ベクレル)の推移(1000日間)をグラフ化しています(参照ページ)。これを見ると、たとえ低い数値の汚染度である食品であっても、継続して摂取し続けていると、より高い汚染濃度の食品を一度だけ摂取する場合よりも、体内のセシウム残存量は格段に高くなることを表しています。

 

 毎日こどもたちが口にする牛乳だからこそ、たとえ基準値未満であっても口にすべきではないと私たちは思いますが、それぞれの園や学校に対して「少しでも放射性物質が検出されたら飲ませないでほしい、使用を中止してほしい」と、一人でも多くの保護者が声を上げ、意思表示し続けることが、いま最も必要なことだと日々感じています。

 

※この牛乳のメーカー名、銘柄名は、江東区保育課 03-3647-9084 へお問い合わせください。 

 

参考:江東区食品検査の結果

http://www.city.koto.lg.jp/seikatsu/bosai/housyanou/kyuusyoku.html

 

 

【追記】

その後2月8日の検査結果でも別の牛乳からセシウム137を2.1Bq/kg検出されました。

 

 

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