2011年

10月

11日

44Bg/kgの栗と事前にわかっていながら給食に出した江東区立枝川小学校

 この「放射能測定結果報告書」は、江東区立枝川小学校に野菜を納品している業者が栗の宣伝のために持参したものです。茨城県産の栗でセシウム134と137あわせて44Bq/kgが検出されています。これを見て学校側は「安全」と判断し、この栗を発注。10/7(金)栗ごはんとして給食で使用しました。放射能に対して感受性の高いこどもの健康を憂慮することもせず、西の産地の物を探して極力少ないベクレル数のものを探すこともせず、学校側はこの栗を発注。結果約700名のこどもたちがこの栗を給食で食べる結果となりました。

 

 栗そのもののベクレル数は一食分の量で考えるとさほどではないのかもしれません。ですが

 

1)放射能による安全判断においては閾値がないこと

2)今の暫定規制値が事故後半年以上たつ今の状況で、

  果たしてこどもに対しても適用して良いものなのか議論も多く起こっているなか

  業者が宣伝でこの検査報告書を持ってきた時点で発注に関して一切検討もせず、

  他の産地の栗を探す等の努力ができたにも関わらず怠ったこと

3)他の給食食材にもこのような汚染された食材が混在している可能性が高いこと

 

などをかんがみると、このような学校側の対応には疑問をもたざるを得ません。

 

 またICRP(国際放射線防護委員会)では、1000ベクレルのセシウム137を一度に摂取した場合、および1ベクレルおよび10ベクレルのセシウム137をそれぞれ1000日間毎日摂取した場合の全身放射能(ベクレル)の推移(1000日間)をグラフ化しています(参照ページ)。これを見ると、たとえ低い数値の汚染度である食材であっても、毎日継続して摂取を行っていると、より高い濃度のものを摂取する場合よりも体内のセシウム残量は格段に高いことを表しています。毎日こどもたちが口にする給食だからこそ、たとえ基準値未満の食品であっても口にすべきではないと考えられます。

 

 

 (10月13日加筆)

 横浜市では10月13日に市内阿久和小学校で使用する予定の給食食材17品目に関して前日に検査を行い、結果、乾しいたけよりセシウム合計350Bq/kgを検出しました。暫定規制値未満の数値ではありますが、横浜市は今後全市内の学校給食において乾しいたけの使用を中止しました。たとえ暫定規制値未満であっても、与えられたものを食べるしかないこどもの立場にたって使用中止にした判断には信頼感が持てます。

 また栗は韓国産で、セシウム・ヨウ素ともに不検出でした。この産地の選定にも配慮を感じます。

--- 横浜市の検査結果のサイトはこちらです---

 

 

 

 

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